医療法人慈光会 甲府城南病院

  • 文字サイズ

診療部

診療画像科

~診療画像科の紹介~

 当院の診療画像科は医師より検査依頼を受けた診療放射線技師が、一般撮影・CT・MRIなどの検査を行い、画像を提供しています。
 機器の発展に伴い低線量・高画質化が進んでいますので、今まで以上に知識を深め技術を研鑽し、より良い医療の提供を続けていきたいと思っております。また、毎週木曜日に医師と画像検討会を行い、読影の補助のもと画像や撮影に関してのスキルアップを行っています。
 学会・講習会に参加するスタッフも多く、日本循環器学会ではここ数年演題を発表しています。認定を活用した業務も行っています。また当院では一人一人が全ての機器を使いこなせるプロフェッショナルでなければならないので、日々の自己研鑽と努力を忘れずに職務に邁進しております。

スタッフ

 診療放射線技師 9名  (男性:6名 女性:3名)

認定資格

 X線CT認定技師 (1名)
 日本血管撮影インターベンション専門認定診療放射線技師 (1名)
 検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師 (3名)
 放射線管理士 (1名)
 放射線機器管理士 (1名)
 医療画像情報精度管理士 (1名)
 胃がん検診専門技師 (1名)

学会発表

  • 2019年 第83回 日本循環器学会学術集会 3/29~3/31 横浜
     冠動脈CT値の高度上昇による微小石灰化の抽出能低下とその一因
  • 2018年 第82回 日本循環器学会学術集会 3/23~3/25 大阪
     冠動脈造影CTで発見された心臓外病変についての検討
  • 2017年 第81回 日本循環器学会学術集会  3/17~3/19 金沢
     冠動脈造影CTで求められた冠状静脈洞と大心静脈のCT値は左冠動脈血流と関与するのか
  • 2016年 第80回 日本循環器学会学術集会 3/18~3/20 仙台
     冠動脈造影CTによる左前下行枝入口部に発症する細胞繊維性内膜肥厚と動脈硬化危険因子との関係
  • 2015年 第79回 日本循環器学会学術集会 4/24~4/26 大阪
     冠動脈造影CTによる左前下行枝入口部に発症する繊維性内膜肥厚の評価
  • 2014年 第78回 日本循環器学会学術集会 3/21~3/23 東京
     冠動脈造影CTで確認された左前下行枝における冠動脈径逆転の意味について

所属学会

 日本診療放射線技師会
 医用画像管理学会
 日本心血管インターベンション治療学会

下記のタブボタンをクリックするとそれぞれの案内に進みます

一般撮影検査
とは

一般撮影検査とは

 X線を照射する機械を使用し、頭部、胸部、腹部、四肢、脊椎など様々な部位を撮影します。
フラット・パネル・ディテクター(FPD)の採用により以前より少ないX線量で高画質のデジタル画像を提供しています。

胸部撮影

肺、気管、心臓、血管、縦隔のなどを診断するために撮影しています。

腹部撮影

肝臓、腎臓、膀胱などの臓器や腸管内のガス、尿管結石などを診断するために撮影しています。

骨撮影

頭部、肩、脊椎、四肢などを撮影して骨折の有無などを診断するために撮影しています。

ポータブル撮影

病室に回診用撮影装置という撮影装置を運び、動けない患者さんを撮影します。

MRI撮影検査
とは

MRI撮影検査とは

 MRIとは強い磁場と電波を使って体の中を任意の方向から断層撮影できる装置で、放射線を用いないので被曝の心配がありません。現在はキヤノン製1.5T装置が稼働しており、脳ドック、救急患者などにも幅広く活用されています。

頭部撮影

T1画像、T2画像、FLAIR画像、DWI画像を撮影して、早期の脳梗塞を発見できる検査です。

頭部血管撮影

造影剤を使用しないで頭部の動脈を撮影する検査で、脳動脈瘤、血管の解離・奇形・狭窄などが分かります。

脊椎・脊髄撮影

椎体や椎間板、脊柱管の状態を観察することができ、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの診断に有用です。

四肢撮影

肩関節・膝関節などを多方向から撮影して、筋肉や腱板などの損傷を見ることができます。

X線CT撮影検査
とは

X線CT撮影検査とは

 CT検査とは、X線を使って身体の断面を撮影する検査で、体内の様々な病巣を発見することができます。
また造影剤を静脈に注入することによって、臓器、血管、病巣がわかりやすくなります。
当院のCT装置は、2017年に導入されたキヤノン製320列エリアディテクタCTが稼働しており、CT FFRや冠動脈サブトラクションなどの精度の高い冠動脈造影CT検査が出来るようになっております。

頭部CT撮影

頭部CT検査では、頭部外傷(頭蓋骨骨折や外傷性頭蓋内出血の有無)・脳出血・くも膜下出血などを迅速に診断することが可能です。

体幹部CT撮影

胸部や腹部CTのことで、息止めを行うことで各臓器の状態を細かく調べることができます。また血管や臓器(肺・心臓・肝臓・腎臓・膵臓など)をよりわかりやすく映し出すために造影剤を使うこともあります。

CT血管撮影

ヨード造影剤を使用して血管を描出する検査で、頭部血管、頸部血管、大動脈、下肢血管などの撮影を行っています。

心臓CT撮影

冠動脈の走行・狭窄等の評価をCT装置で行う検査で、造影剤を静脈内に注入して撮影します。動脈にカテーテルを挿入する心臓カテーテル検査と比べ、体への負担が少ない検査になっております。

内臓脂肪測定

CT 装置を使用し、メタボリックシンドロームの診断基準となる内臓脂肪面積を測定する検査です。

COPD定量解析

当院のCOPD解析では、肺の右上葉、中葉、右下葉、左上葉、左下葉の各容積の何パーセントに気腫性病変があるかを、%LAAとして定量化して解析をします。

全脳パーフュージョン検査

当院のCTは160mmをカバーする検出器を搭載しているため,複数回のスキャンを必要とせず、1回の検査のみで全脳のCT灌流画像およびCTA画像など,脳卒中診断に必要な各種画像を容易に得ることが可能です。

血管撮影検査
とは

血管撮影検査とは

 血管撮影検査とは、カテーテルと呼ばれる細い管を血管内に挿入し、造影剤を注入しながら目的の部位にX線を照射することで、血管の様子をリアルタイムに観察できる検査です。
カテーテル治療に欠かせない検査で、装置は2024年3月にキヤノンメディカルシステムズ社製の製品へ更新しました。バイプレーン方式を採用したので、カテーテルアブレーションなどの治療も出来るようになっております。

冠動脈撮影

手首や足の付根からカテーテルと呼ばれる細い管を通して、心臓の血管、冠動脈の入り口まで挿入し、冠動脈を造影する検査です。冠動脈の狭窄の有無と程度を正確に診断し、治療の必要がある部位があればそのまま経皮的冠動脈インターベンションの治療へと進みます。
また、当院は365日24時間治療できる体制をとっております。

シャント部撮影

血液透析患者さんのシャント血管に造影剤を注入してDSA撮影をします。
狭窄があれば、バルーンカテーテルによる血管拡張術(VAIVT)の治療を行っています。

頭部血管撮影

頭部の血管に造影剤を注入し、その様子をX線撮影することで、頭の血管の詳しい様子を調べる検査です。デジタルサブトラクション血管造影(DSA)を用いることで、頭蓋骨の中の頭の血管だけを鮮明に観察できます。

アブレーション治療

心臓の拍動リズムに異常を来して脈拍数が多くなる、頻脈性不整脈という病気に対し行われる治療法です。足の付け根などの太い血管からカテーテルを入れて、心臓内部の不整脈の原因となっている部分を高周波電流で焼き切ります。

X線TV撮影検査
とは

X線TV撮影検査とは

 X線を用いて体内の臓器などの透視や撮影を行う検査です。主な検査には、消化管の検査や脊椎や関節などを調べる整形外科の検査、腎臓から膀胱などの尿路系を調べる泌尿器科の検査などがあります。
当院のX線TVは2019年に島津製のフラットパネルディテクター搭載の最新機種に更新されました。低線量・高画質の装置になっており、DEXA法による骨密度測定ができます。

消化器撮影

バリウム等の造影剤を使い食道・胃・腸などを調べることができます。

嚥下撮影

バリウムなどの造影剤を含んだ食事をX線透視下で食べてもらい、嚥下運動や適切な食形態を評価・診断する検査です。

長尺撮影

X線TV装置で、スリット画像をつなぎ合わせて一枚の長尺画像を再構成することができ、全脊椎や下肢全域の撮影ができます。

骨密度測定

骨の強度の重要な要因である骨密度を測定し、骨の強さを判定することができます。

人間ドック・院内健診
・企業健診部門

人間ドック・院内健診・企業健診部門

 健康管理室で項目に入っている検査の一部紹介です。

胸部CT撮影

肺がん(がん死亡率1位)の早期発見にとても有効で、320列CTによって短い息止めで低被ばくの検査が出来ます。

脳ドックMRI・MRA撮影

脳の画像と脳血管・頸部血管の画像を撮影して、自覚症状のない脳のさまざまな病気を早期発見します。

上部消化管X線撮影

食道、胃、十二指腸のX線撮影検査です。検査前に胃をふくらませる薬を飲み、続いて造影剤のバリウム液を飲み胃の粘膜に付着させて癌、ポリープ、潰瘍などを見つけます。
この検査では前夜の夕食以降は、食事を抜いて胃を空っぽにしておく必要があります。

乳房撮影

乳房撮影とはマンモグラフィとも呼ばれ乳房を圧迫して撮影します。圧迫することにより乳房内の脂肪と乳腺組織をはっきり写し出すことが出来る装置です。
圧迫する際に多少の痛みが伴いますが、より確かな診断の為、どうぞご理解とご協力をお願いします。

胸部検診車

2024年1月に導入された検診車で、低線量・高解像度の撮影ができる装置になっています。

胃部検診車

デジタルX線TV撮影装置を搭載しています。

医療相談

 病気や障害を持つと、健康な時には思いもかけなかったような様々な心配事が出てくることがあります。そんな時、患者さんやご家族が抱える問題や不安などについて相談をお受けするのが医療ソーシャルワーカーです。
 当院ではチーム医療を基本とし、医療ソーシャルワーカーだけでなく、院内の様々な職種と協力し、治療に専念していただけるような環境づくりをしています。また、地域の関係機関やケアマネジャーとの連携および調整を図り、一日も早く安心して退院を迎えていただけるようお手伝いをしています。
 患者相談窓口も開設しておりますので当院に通院や入院をされている方はもとより、これから当院を受診しようとお考えの方のご相談にも応じています。
 医療相談室に直接お越しいただくか、病院スタッフにお申し出ください。お電話やメールでのご相談もお受けしています。

~こんなご心配はありませんか?~

  • 病気や療養生活の中で困る事や不安な事がある
  • 医療費の支払いが心配
  • 介護保険について知りたい
  • 退院することになったがこれからどうしたらいいのか
  • 身体障害者手帳を取得したい
  • どんな施設があるのか知りたい
  • どうすれば療養型病棟に入院できるのか、など

 上記以外のご相談も可能です。相談は無料で予約も不要です。相談内容の秘密は厳守致しますのでご安心ください。

 

地域連携

 医療ソーシャルワーカーが他院の地域連携室と連絡を取り合い、患者さんの紹介、入院相談、転院調整など、医療相談室において地域連携業務の一部を担っています。

ご案内

社会福祉士 6名(R6年4月現在)
所属団体  日本医療社会福祉協会
山梨県医療社会事業協会
山梨県リハビリテーション病院・施設協議会
相談時間 8:30~17:00(平日)
8:30~12:15(土曜日)
※日曜日、祝祭日は不在です。
場  所 別館1階
電  話 055-241-5811(代表)
055-242-2130(直通)
※不在の場合もございますのでその際は
代表へお願いします。
FAX 055-242-2140(直通)
E-mail info@kofujonan.or.jp
実習の受け入れ

 毎年、社会福祉士の現場実習を受け入れています。6名いる医療ソーシャルワーカーは全員社会福祉士の国家資格を所持しており、そのうちの5名が実習指導者講習を修了しています。
 また、回復期における専従のソーシャルワーカーを始めとし、すべての病棟に担当のソーシャルワーカーを配置しています。それぞれの担当者が、患者さんやそのご家族と顔の見える関係を築き、問題を的確に把握した上で患者さんの利益を最大限に考えて社会資源の活用ができるよう支援を行います。また、チーム医療を担う一員として多職種と情報を共有し、連携を図りながら、きめ細かな医療を提供できるような体制を作っています。
 さらに療養病棟では、長期入院となる患者さんに、穏やかな療養生活を送っていただけるよう、入院時に全ての患者さんやご家族に面接を行い、日々の関わりやカンファレンスなどを通じてAdvance Care Planningの視点も多職種で共有しています。
 実際の現場では医療機関の相談援助実習プログラムに基づいた指導を行っていますが、当院の特色であるケアミックスを生かし、急性期から回復期、慢性期、在宅に至るまで様々な場面におけるソーシャルワーカーの役割を学んでいただく事ができると思います。

~採用実績~
 健康科学大学・淑徳大学・同志社大学・東北福祉大学・名寄市立大学・新潟大学・日本社会事業大学・日本福祉大学・武蔵野大学・山梨県立大学(五十音順)

医療相談室のワークライフバランスへの取り組み

 育児休暇や有給休暇、時短勤務など仕事と生活・育児の両立ができるようスタッフが協力し、長く働き続ける事ができる職場作りを心掛けています。

健康管理室

category.php 内部で$this_cat->term_id == 12でブログIDが「14」の子サイト 人間ドック・健康診断のご案内 からインポート

タイトルはcategory.php 内に直接

健康管理室

健康管理室

薬局

業務内容

調剤

①年齢・性別・体格および腎機能に基づき、適切な処方かを確認
 問題と判断した場合は、処方医に疑義照会を行なう
②併用薬との相互作用の確認
 一緒に服用してはいけない薬はないか?重複していないか?
③患者さんが服用しやすいように1回分ずつ包む

持参薬管理

複数の医療機関から処方を受けて服用されている場合、多くの方が、正しく服用できていない場合があります。一包化されているもの、PTPシートのままのものが混在していたり、飲み忘れにより残日数が異なっていたりする場合が多々あります。

  • ①入院時に持参された薬の確認
    内容(お薬手帳または処方医への照会)
    残日数
  • ②担当医の服用継続可否の指示に基づき、必要な場合は再調剤
    中止または減量の薬剤を抜いて再分包
  • ③退院時に持参薬の残がある場合は、退院処方と同包にするなど、退院後に間違いが起きないような工夫をしています。
医薬品情報提供

 日々、新薬の登場や従来の医薬品に関する情報が、厚生労働省または各製薬会社から発出されます。その中で、当院において必要な情報を医療従事者へ発信しています。
また、患者さん・ご家族の方には、『何の薬?』『飲むとどうなる?』『副作用は?』など、薬を適切に服用していただくため、お薬の作用と万が一起こりうる副作用の初期症状等を『医薬品情報提供書』にまとめ、お渡ししています。

医薬品管理

 医薬品には、①施錠が必要なもの、②使用履歴が分かるように受け払い帳簿の記載が必要なもの、③温度管理が必要なもの(温度管理記録も)、など、様々な条件(規制)があります。病院内に保管されている全ての医薬品に対して、薬剤師が責任を負うため、それぞれに適した条件・方法で管理を行います。

 また、医薬品には、食品と同じように『使用期限』があります。安全に使用(投与)することが担保された期間です。多くの薬は製造後3年間ですが、医薬品によっては1年半(18ヶ月)など様々です。また、製造から納品までの流通に要する時間もあります。使用期限切れの薬剤を間違って投与しないように、当院では薬品棚に配置する際、または、薬局から院内各部署に払い出す際に、使用期限が一目で判るように色分けしています。

チーム医療への参画

 院内他職種と連携して、薬剤師として専門領域での知識・技術を発揮できるよう日々努力しています。

  褥瘡回診
  感染制御ラウンド
  透析カンファレンス
  心不全カンファレンス

スタッフ紹介

 現在、薬剤師9名(常勤7・非常勤2)と事務職3名の計12名で業務を行なっています。
薬剤師9名のうち4名は、仕事と子育てを両立されています。
個々に目標設定を行い、専門知識取得のため学会参加等を行なっています。

常勤(男)薬局長

昭和大学(平成08年卒)
所属学会
 日本病院薬剤師会・日本医療薬学会
 日本臨床栄養代謝学会・日本中毒学会
 日本環境感染学会
認定資格
 薬学教育協議会 認定実務実習指導薬剤師
 日本アンチドーピング機構 公認スポーツファーマシスト

常勤(女)副薬局長

静岡県立大学(平成08年卒)
所属学会
 日本病院薬剤師会
 日本循環器学会、日本心不全学会
 日本禁煙学会
 日本くすりと糖尿病学会
 日本腎臓病薬物療法学会
認定資格
 日本禁煙学会 禁煙認定指導薬剤師
 日本腎臓病協会 腎臓病療養指導士
 日本循環器学会 心不全療養指導士
 日本くすりと糖尿病学会 糖尿病薬物療法履修薬剤師

常勤(男)

武蔵野大学(令和元年卒)
所属学会
 日本病院薬剤師会
 日本循環器学会、日本心不全学会
 日本骨粗鬆症学会
認定資格
 医療経営実践協会 医療経営士3級
 日本循環器学会 心不全療養指導士
 日本骨粗鬆症学会 骨粗鬆症マネージャー

常勤(女)

金沢大学(修士)(平成16年卒)
所属学会
 日本病院薬剤師会

常勤(男)

徳島文理大学(平成14年卒)
所属学会
 日本病院薬剤師会

常勤(男)

東京薬科大学(平成29年卒)
所属学会
 日本病院薬剤師会

常勤(女)

帝京大学(令和02年卒)
所属学会
 日本病院薬剤師会

非常勤(女)

明治薬科大学(平成05年卒)
所属学会
 日本病院薬剤師会

非常勤(女)

共立薬科大学(平成07年卒)
所属学会
 日本病院薬剤師会

学会発表

第31回日本環境感染学会(2016年02月・京都)
 当院における特定抗菌薬適正使用への取り組み

 

院内委員会活動

薬事審議会
診療計画検討委員会
輸血療法委員会
医療関連感染管理委員会
医療安全管理委員会
医療機器材料管理委員会
医療ガス安全管理委員会
コーディング委員会
ハートチーム委員会
感染制御チーム
医療安全対策チーム

 

院外活動

 山梨県民間病院協会薬剤師部会主催の『こども薬剤師体験教室』や近隣の甲府市立中学校で2年生を対象に行われている『職業講話』などに参加して、未来の薬剤師育成活動にも協力させていただいています。

臨床検査科

 臨床検査科では、各学会から認定された技師も在籍しており、夜間や休日を含めた24時間365日体制で検査データを提供しています。
 認定資格取得(超音波検査士、心臓リハビリ認定士など)を目指し、専門的で高度な知識を身につけ質の高い検査が行えるよう日々努力しています。
 女性が働きやすい環境を整えており、育休や育休復帰後の時短勤務が取得できます。

検体検査

 患者さんから採取された検体(血液、尿、便等)を用いて様々な検査を行っています。

生化学検査

 血液を遠心分離機にかけると、血清部分(黄色い部分)と血球成分に分かれます。この血清を用いて蛋白質、酵素、糖質、脂質、電解質などを測定し、肝機能、腎機能、糖や脂質の代謝などを調べます。

免疫・血清学検査

 HBs抗原やHCV抗体の肝炎ウィルス検査や甲状腺ホルモン等の内分泌検査を測定しています。

血液検査

 赤血球、白血球、血小板やヘモグロビンなどを測定し、貧血や血液疾患の有無、炎症の程度などを調べます。また、血液が固まりやすいかどうかについても調べます。

一般検査

 尿の成分を測定することにより、腎疾患や尿路感染症、糖尿病などの病態把握に役立ちます。また、便潜血、髄液の検査も行っています。

生理検査

心電図検査

 心臓の電気的活動を体表の電極で検出して調べる検査です。リズムの乱れや波形の変化で、不整脈の鑑別、心肥大や虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)等の鑑別診断に役立ちます。

  • 12誘導心電図検査
     両手足に各1個、胸に6個の電極をつけて心電図を記録します。
  • ホルター心電図検査
     胸部に電極シールを貼り、日常生活を行いながら心電図変化を調べる検査です。
     長時間の心電図を調べることができ、症状があるときの心電図変化を調べられます。
心肺運動負荷検査(CPX)

 心臓に病気のある方でも、心臓に負担をかけずに安心して長時間運動が続けられる運動強度(どの程度の運動に耐えられるか)を調べる検査です。また、心臓リハビリテーション時の運動処方作成、高血圧や糖尿病などで運動療法が必要な方に用いられます。

超音波検査

 超音波を利用して、体内の臓器や血液の流れる様子を観察します。別名エコー検査とも呼ばれます。被曝の心配がなく繰り返し検査が可能であり、妊娠中の方、人工弁やペースメーカーにも影響はありません。
 超音波を出す探触子(プローブ)と呼ばれる部分を、皮膚に押し当てて検査を行いますが、このとき皮膚との間に空気が入らないようにゼリーを塗ります。また、画面が見やすいように検査室は暗くして検査を行います。

  • 心臓超音波検査
     心臓の動き、壁の厚さ、心臓内の弁の状態などを観察する検査です。心臓の中の血流評価も行います。
     心臓疾患の診断治療には欠かせない検査で、心筋梗塞や心臓肥大、弁膜症、先天性疾患などの診断に有用です。また、治療方法の選択、治療効果の判定などにも役立ちます。必要に応じて運動や薬物で負荷をかけて検査を行うこともあります。
  • 腹部超音波検査
     主に肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓などの形態を観察する検査です。食事をしてしまうと見にくくなる部分がありますので、原則的には食事をとらない状態で検査します。
  • 頚動脈超音波検査
     頚動脈(首の左右両側)に超音波をあて、動脈壁や動脈内の状態を観察します。脳梗塞、心筋梗塞、狭心症、全身の動脈硬化疾患の可能性を調べるのに有用な検査です。
  • 下肢静脈超音波検査
     心臓への血液の戻りが悪くなると足がむくみ、足の血管(静脈)に瘤や、血液の固まりができることがあります。超音波検査で原因を見つけることにより、診断や治療に役立てます。
呼吸機能検査

 息を吸ったり吐いたりして肺の能力を調べる検査です。当施設では主に「肺活量(VC)」と「努力性肺活量(FVC)」を行っています。鼻をクリップでつまみ、マウスピースをくわえて技師の声掛けで検査を進めていきます。

脳波検査

 脳から発する微弱な電気を頭部に電極をつけてとらえ、脳の働きを調べる検査です。てんかん等の脳疾患の診断や鑑別に役立ちます。

眼底検査

 眼底カメラを用いて眼球の奥にある血管、網膜、視神経を調べる検査です。 血管の状態を観察することで、高血圧や動脈硬化の程度、糖尿病性の変化など全身の病気が推定できます。

血圧脈波検査

 血管を流れる血液の脈動の速さや四肢の血圧を測り、血管の硬さと狭窄(動脈硬化の程度)を調べる検査です。上腕と足首の血圧の比を測定することで血管の狭窄の程度が分かります。

終夜睡眠時ポリグラフィー検査

 睡眠中の呼吸状態を評価する検査です。睡眠中の無呼吸や低呼吸の回数を計測し、睡眠時無呼吸症候群の重症度を調べます。睡眠時無呼吸症候群は心臓疾患とも強い関係性があり、無呼吸は心臓に大きな負担を与え、逆に心臓への負荷が無呼吸を増悪させることもあり、循環器領域においても非常に重要な検査となっています。持続陽圧呼吸療法(CPAP)導入にも必要な検査です。

スタッフ

臨床検査技師 男性3名 女性5名

 

認定資格

超音波検査士(循環器領域) 2名
認定心電検査技師 1名
心血管インターベーション技師 4名
緊急臨床検査士 1名
二級臨床検査士(免疫血清学) 1名
二級臨床検査士(微生物学) 1名

 

所属学会

日本循環器学会
日本超音波医学会
日本超音波検査学会
日本心不全学会
日本不整脈心電学会
日本心血管インターベーション治療学会
日本心臓リハビリテーション学会
日本環境感染学会

 

■学会発表

第34回 日本感染学会(2019年)
 超音波探触子の汚染調査と環境清拭用クロスによる洗浄効果
第82回 日本循環器学会(2018年)
 心不全管理を視点とした持続陽圧呼吸療法(CPAP)におけるアドヒアランス(遵守性)とBNPの関係
第81回 日本循環器学会(2017年)
 睡眠時無呼吸症候群(SAS)における無呼吸低呼吸指数(AHI)と自律神経調節(迷走神活動度)との関係について
第80回 日本循環器学会(2016年)
 睡眠時無呼吸症候群が自律神経と心機能に及ぼす影響
第79回 日本循環器学会(2015年)
 高血圧性心における冠動脈左主幹部のDSVRの意味

栄養科