脳神経外科
脳血管障害(脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血など)、脳腫瘍、頭部外傷、顔面神経麻痺、めまい、脊髄疾患(頸椎椎間板ヘルニアなど)などの疾患に対応しています。
当院の特徴として、特に脳血管障害患者の方にとって以下のメリットがあります。
① 迅速な診断・治療
脳梗塞・脳内出血・くも膜下出血など脳血管障害の方では発症から治療開始まで時間がかかると症状が悪化しやすいため、迅速な検査・診断・治療が重要です。
当院では大病院と違い検査・治療にかかる手続きが簡略なため、救急はもちろん通常の外来受診でも半身麻痺など脳血管障害が疑われる方には、迅速な検査・診断・治療を行うことができ、後遺障害を最小限にとどめます。
② 発病後早期からリハビリテーション
脳血管障害の方は主に半身麻痺・言語障害などが症状となりますので、ごく軽症の場合以外はリハビリテーションが必要になります。
特に高齢者では、たとえ軽度の半身麻痺であっても歩行や経口摂取困難となりやすいため、早期からリハビリテーションを行い身体機能を維持することが重要です。
当院では入院後、治療と並行してリハビリテーションを開始して、臥床による身体機能低下を防いでいます。
③ 院内で回復期リハビリテーションに移行
急性期(点滴治療などが必要な時期)を過ぎても自宅復帰・職場復帰までリハビリテーションが必要となる方は、一般の病院ではリハビリテーション専門病院へ転院する必要があります。
当院では回復期リハビリテーション病棟があるため、転院先を心配することなく安心してリハビリテーションを継続・専念できます。
④ 療養病床または自宅介護支援
障害が重度残存し自宅介護困難となった方は、一般には介護施設などへ移る必要があります。
当院では療養病床に移り、リハビリテーションで身体機能を維持しながら療養することができます。また自宅介護の支援も行っています。
治療している主な疾患
①脳血管障害
1)脳梗塞
2)脳内出血
3)くも膜下出血
②頭部外傷
1)慢性硬膜下血腫
2)急性硬膜外血腫
3)急性硬膜下血腫
4)脳挫傷、頭蓋骨骨折など
③その他
1)めまい発作
2)顔面神経麻痺
3)てんかん発作
など
スタッフ
深澤 功(ふかさわ いさお)
院長 兼 脳神経外科部長
山梨医科大学 昭和62年 卒
日本脳神経外科学会専門医・指導医
脳卒中専門医・指導医
佐々木 秀夫(ささき ひでお)
脳神経外科医
群馬大学 昭和51年 卒
日本脳神経外科学会
小林 史(こばやし ちかし)
脳神経外科部長
山梨医科大学 平成3年 卒
日本脳神経外科学会専門医
杉田 正夫(すぎた まさお)
脳神経外科部長
山梨医科大学 昭和61年 卒
日本脳神経外科学会専門医
インフェクションコントロールドクター
脳卒中専門医
佐藤 崇(さとう たかし)
脳神経外科部長
山梨医科大学 平成元年 卒
日本脳神経外科学会専門医
若井 卓馬(わかい たくま)
脳神経外科科長
山梨大学 平成14年 卒
医学博士
日本脳神経外科専門医
日本脳卒中の外科技術認定医
日本脳血管内治療専門医
日本脳卒中専門医
主な検査、設備・機器
- CT(320列マルチスライスCT)
- MRI(1.5テスラ)、DSA