令和 6 年 1 月 1 日に発生した能登半島地震により甚大な被害を受けた石川県に
山梨県看護協会から10 名の災害支援ナースが派遣され、避難者への支援が行われました。
実際の支援状況について、多くの看護職と共有することと併せて、その取り組みを
振り返ることにより今後、県内で起こりうる災害時に速やかな対応が出来るよう
意識を高めることを目的として『災害支援ナース活動報告会』が3月19日、
山梨県看護協会において開催されました。
当院からは、災害支援ナースとして被災地へ派遣された土屋直子看護師が、
七尾市みそぎ地区コミュニティーセンターでの活動内容について報告を行いました。
活動を通しての気付きとして発表された
「被災地では与えられたことだけではなく、
自分には何ができるのかを考えて行動を起こすことが重要だ」
「災害支援は看護師としての経験が試される場所であり、気付きと実践が大事」
「今回の成果は実際に被災地に行き、看護師として活動したこと」
などの言葉には迫力があり、圧倒されると同時に感動の連続でした。
そして何より、今後の災害対策の準備徹底について、より一層思いを強くしました。