摂食嚥下障害看護認定看護師による研修会を開催しました。

令和6年10月
摂食嚥下障害看護認定看護師による講義と演習を2回にわけて開催しました。
講師は市立甲府病院 摂食嚥下障害看護認定看護師 清水孝子先生です。

今回のテーマは
「高齢者への安全な食生活~口から食べるためのリハビリテーションにつながる看護~」です

<1回目:講義>
講義は摂食嚥下の仕組み,口腔・咽頭・喉頭の解剖生理,嚥下の仕組み,誤嚥の発生機序
摂食嚥下障害の原因,摂食嚥下機能に関する脳の働き,唾液の役割,認知症との関係など
非常に多岐に渡る内容でした。

サルコペニアとフレイルの違いも再確認できました。
会場から質問もあり、講師からアドバイスもたくさんいただけました。

<2回目:演習>
2回目は演習を中心に行なわれました。摂食嚥下の機能評価について紹介され
「RSST(反復唾液嚥下テスト)」や「MWST(改訂水飲みテスト)」が実演されました。

【清水先生と当院看護師】

食事介助の実際と工夫ではベッドを使用し、体位やタオル・布団の
活用の方法を教えていただきました。

【清水先生と当院看護師】

車椅子座位での食事姿勢をタオルを使用して工夫することは非常に
勉強になりました。

とても有意義な研修会となりました。
講師の清水先生に感謝しながら、今後患者さんのケアに反映できるようにしたいと思います。

清水先生ありがとうございました。